2014-01-01から1年間の記事一覧

「目指せMIT」発売

私も取材に協力したMITを紹介する本が発売されるそうです。 在学生や卒業生へのインタビューも多く充実した内容になっているので、 興味のある方は是非手にとって見てください。 http://www.amazon.co.jp/dp/4904336844/

Scipyでの計算環境のSetup

少しMIT体験記の本題とは離れますが、自分の備忘録もかねてScipyによる計算環境のSetupについてまとめておこうと思います。ScipyとはPythonをbaseにした計算用のパッケージで、フリーで提供されています。 本体となるScipy以外にも、数値計算に特化したNumpy…

MITの計算環境

MITではすべての学生に無償でMathematicaとMatlabが支給されています。 MITのアカウントを持っていれば、MIT Information and Technology Service (IS&T) のWebsiteに行き、 何回でもダウンロードできるというシステムです。 これ以外にもMicrosoft Officeな…

専攻(Major)の決定法

多くの日本の大学と異なり、MITでは入学時には専攻は決まっていません。1年目は学科に所属せずに授業等をとり、1年の終わりに自分で学科を選択します。各学科に定員は存在せず、希望学科に必ず配属されます。学科は、専攻変更届を出せば比較的簡単に変えられ…

学費の払い方:Peer transfer

今回はやや細かい話を。(この記事の情報は2013年次の筆者の経験に基づいているため、時間の経過とともに実情と乖離している可能性があります。予めご了承ください) 海外の大学に進学した際、大きな懸案事項になるのが学費です。その金額の大きさもさる…

Advanced Standing Exam (ASE)

MITの必修の授業の多くはとても基本的な内容しか扱いません。そこで、既に内容を知っている学生向けにAdvanced Standing Examという試験が提供されており、これに合格すればその科目の単位を取得することができます。ASEは年に4回(1学期開始直前、1学期の期…

General Institute Requirement (GIR)

MITの必修の授業はGeneral Institute Requirement (GIR) と呼ばれています。すべての学生は次の6つの理系授業を取らなければいけません。 18.01 Single variable calculus 18.02 Multivariable calculus 8.01 Classical mechanics 8.02 Electromagnetism 5.1…

MITの授業システム Pass or No Record P/NR

MITの特徴的なシステムの一つにPass or No Record と呼ばれるシステムが有ります。 これは、MITの一年生の一学期に受講した授業は全てPass(合格)かNo Record(記録なし)という扱いになり、A,B,Cなどの成績はつかないということです。なぜこのようなシステ…

MITでの授業のコマ数

アメリカと日本の大学の大きな違いの一つは授業数です。MITでは1学期にとる授業の種類が上記のとおり非常に少ないです。その代り、一つの授業につき講義が2〜3回あり、週合計では約3時間の授業時間があります。これは日本の一般的な授業2コマ分に相当します…

USCANJ記事紹介:MIT Campus Life

MITのキャンパスの様子についての記事をブログに書きました。よろしければどうぞ。 http://uscanj.net/blog/mit-campus/

ブログ紹介

最近他のブログプロジェクトに乗っかってMITについての記事を書いています。 (USCANJ) http://uscanj.net/blog/ MIT以外の大学の情報もいろいろと載っているので、他に興味のある方は参照してみてください。

アメリカ大学の学期システム

MITに来てから最初の学期は思いのほか他のことに気を取られてしまい、結局ブログは一度も更新しないままになってしまいました。冬休みである程度時間が取れるようになったので、この機会にいくつか記事を書いておきたいと思います。冬休みということで、今回…