Scipyでの計算環境のSetup

少しMIT体験記の本題とは離れますが、自分の備忘録もかねてScipyによる計算環境のSetupについてまとめておこうと思います。

ScipyとはPythonをbaseにした計算用のパッケージで、フリーで提供されています。
本体となるScipy以外にも、数値計算に特化したNumpyや図を表示するためのMatplotlibなど多彩なパッケージが存在しており、
全て次のWebsiteからダウンロードすることができます。
http://www.scipy.org/

MITはコンピューターサイエンスの授業がほとんどPythonをベースに行われており、
私もPythonを使い慣れていたので、折角なのでダウンロードして使ってみることにしました。
(計算の速度を重視するならおそらくJavaC++のほうがいいのでしょうが、私の用途にはしばらくこれで十分です。)

色々なパッケージがあってどれをダウンロードするか最初は迷ったのですが、
結局Anacondaという統合パッケージを使って、90個ほどのパッケージをまとめてダウンロードすることにしました。
一通り必要なものはそろっているということなので、しばらくはこれで遊んでみることになりそうです。

最初はiPythonというconsoleをいじっていたのですが、直接編集できなくて面倒だったので、
今はspyderというエディタを使っています。(これもAnacondaに付属です)
デバッグ機能もあり、iPythonと連動させることもできるので快適です。

しばらくはイジング模型の数値シミュレーションと戯れながら、このソフトウェアの使い方を学んでいこうかと思います。