大学に提出する書類等

海外の大学を受験する上では幾つか日本では見慣れない書類を提出しなければいけません。それぞれについて見てみましょう。

・transcript
いわゆる成績表です。日本の大学受験でも要求される場合はあるかと思いますが、アメリカに提出する場合はもちろん英語版を提出しなければいけません。英語版の成績表を既に備え付けている高校だったらそれを直接頼めば良いですし、そうでなければオンラインの例などを参考に学校と一緒に書式を完成させましょう。ただの成績の羅列ではなく、成績の付け方の簡単な説明(何段階評価なのか、何割程度が最高評価を取るのか)等が書いてあると便利です。

・school profile
こちらの書類は所属高校に関する説明が目的です。成績評価はどうなっているのか、どの程度の卒業生が大学に行くのかなどの項目が重要になります。Onlineでschool profileと調べてみれば英語の例がたくさん見つかると思うので、それらを参考にするのがいいでしょう。
(例:https://professionals.collegeboard.org/guidance/counseling/profile/sample)

・推薦状
推薦状というのは人間性や将来性を聞くためのものなので、学問的な内容だけではなく、積極性やリーダーシップなどへの言及があると望ましいです。もし授業の一環でリーダーシップや積極性を発揮した機会があればそれについて書いてもらうのは便利でしょう。あるいは、授業で書いた作文などで記憶に残ることなどがあれば、それについて書いてもらうという手もあります。
なんにしても、できるだけ多角的に、具体例を用いて書いてもらうことが重要です。こちらも英語で探せば例文などが見つかるはずなので、それを参考にしてみることもいいでしょう。
(例:http://blog.prepscholar.com/4-amazing-recommendation-letter-samples