海外大学体験記

自分のMITでの暮らしについて記録するブログを作ることにしました。そのきっかけはブログプロフィールのところに書いたのでそちらをお読みください。

初めの記事では、このブログの記事を書く上での決意表明をしたいと思います。

アメリカの大学の「素晴らしさ」を宣伝するブログではありません。世にあふれるアメリカ大学の情報は、アメリカの大学のいいところばかりを強調し、いかに日本の大学や学生が劣っているかを論じるものが多くありますが、折角内部にいるのですから欠点も多く紹介していきたいと思います。
・上記と関連しますが、アメリカの大学進学をけしかける意図もありません。私がアメリカに行く前に半年ほど東大に在籍していましたが、東大にいることの利点も多く感じました。海外進学に興味を持っている人に、アメリカの大学の様子を紹介して、自分に合っているかどうかを判断する一助とすることが目的です。その結果「アメリカの大学は合わないな」となる可能性も十分にあると考えています。
・おもにMITの様子を紹介していくことになると思いますが、MITは一般のアメリカの大学とは随分様相を異にしています。例えば、同じボストン近郊にあるHarvardとはシステムも雰囲気もかなり違います。他の大学に安易に適用できない話も多いので気を付けてください。
・読者層ですが、海外出願を考えている高校生の中でも、理系のコンテスト等(数学オリンピック化学オリンピックetc... or 学生化学賞、高校生科学技術チャレンジ)に積極的に参加してきた人たちには参考になる話がかけるのではないかと思います。とりわけ、アカデミアに進もうと思っている人には、海外の大学院のシステムなど関連のある情報が多くなると思います。